


第四回Social Art Japanアート展
地球とわたしたちの未来を考える第一歩!
メンバーズの障がい者アートプロジェクト「Social Art Japan」アート展は今回が4回目となります。サテライトオフィスのある福井県鯖江市にて、2021年を皮切りにおよそ年に1回開催しております。 前回に引き続き「僕たち、私たちの未来を考えるアート展」と題して、メンバーズの「Social Art Japan」アーティスト社員の作品と共に、鯖江市内の小中学生・高校生の作品を展示いたします。未来を担う子どもたちが「鯖江の未来」というテーマに向き合いながら表現した作品と、メンバーズが取り組む「VISION2030」のコラボをご体感ください。
本展では、鯖江の生徒たちが「鯖江の未来」というテーマのもと、絵画を制作・展示します。このテーマを選んだ理由は、2025年が鯖江市制70周年という特別な年であるためです。さらに、私たちメンバーズも「地方を活性化させたい」という強い想いを持っています。この節目の年に、若い世代の視点で鯖江の未来を描くことで、地域の発展を願う気持ちを表現したいと考えました。このアート展を通じて、未来に向かって希望を提示し、地域の魅力や可能性を再認識する機会を提供することを目指しています。
お知らせ
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2025.05.28
アート展のページに追加情報を更新いたしました
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2025.04.09
第四回Social Art Japanアート展のページを公開いたしました
鯖江市長からの挨拶

佐々木 勝久
鯖江市では、持続可能な開発目標(SDGs)の理念に基づき、笑顔あふれる持続可能な「めがねのまちさばえ」の実現を目指し、様々な取り組みを進めております。
このたび、株式会社メンバーズ様、株式会社ブルーム様のご協力を得て、「僕たち、私たちの未来を考えるアート展」が4回目の開催を迎える運びとなりました。令和7年は、鯖江市制70周年の記念の年となります。この大切な節目に、創造性あふれるアートを通して未来の社会を描き出す本展は、非常に意義深いものと感じています。
今回のアート展では、進徳小学校6年生、鯖江中学校美術部、東陽中学校美術部の皆さんにもご協力頂きました。市内学生の皆さんには「2050年の未来の鯖江の姿」をテーマに、株式会社メンバーズ所属のアーティストの皆さんには「持続可能な社会とものづくり」、「住み続けられるまちづくりを」、「気候変動に具体的な対策を」をテーマに、3か月をかけて作品を制作していただきました。また、会期中には、鯖江高等学校、鯖江中学校の美術部有志によるライブペインティングも予定されており、豊かな感性による未来へのメッセージが、会場を活気づけてくれることと期待しています。
未来の社会を想う皆さんが、これらのテーマに向き合い、どのようなビジョンを描き出したのか、是非ご覧ください。このアート展が、これからの鯖江市、そして持続可能な社会について考える機会となることを願っております。
メンバーズからの挨拶

代表取締役 兼 社長執行役員
髙野 明彦
私は数年前に世界で最も幸せな国と言われるデンマークに行き、なぜそんなに幸せなのかと企業で働く人々にインタビューをしました。多くの方が話していたことは、デンマークの企業や社会は民主主義的な文化だということです。そこで言われている民主主義的な文化というのは多数決で物事を決めるという意味ではなく、個人個人の意見・違いが尊重され、大切にされたうえで、どのようにして自分たちの組織や国、社会をよくしていくかということを皆で話し合うということです。
今の日本に求められているのはこのようなことではないでしょうか。多様な個性を持った人々、仲間たちが協力することで、より幸せで持続可能な未来、心豊かな社会を実現できると考えています。
今回の「僕たち、私たちの未来を考えるアート展」はそのための取り組みの象徴です。
鯖江市や市内の小中学校・高等学校の関係者の皆さま、株式会社ブルーム様には今回のアート展の開催にご尽力いただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ多くの方々にアート展をご覧いただき、より幸せで持続可能な未来、心豊かな社会を実現するための一助となれば幸いです。

ピープル&カルチャー本部 本部長
早川 智子
メンバーズのSocial Art Japanプロジェクトのもと、2020年11月に初めてアーティストが入社して以来、今では多くのアーティストが所属し、ソーシャルアートによる社会課題解決への貢献活動を行っています。
当社は、VISION2030「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」を掲げ、人々や企業が自己利益の追求のみではなく将来への希望や社会への参加意識を持ち、持続可能なより良い未来のために共に協力しあう心豊かな社会の実現に邁進しております。
Social Art Japanプロジェクトは、VISION2030で掲げている社会課題(気候変動・人口減少)の解決に繋がる契機の一つとして、ソーシャルアートを通じて社会課題解決に関するメッセージを発信し啓蒙していく役割を担っています。
今回実施させていただく「僕たち、私たちの未来を考えるアート展」は、これからの未来を支える鯖江市の小・中学生、高校生の皆さんと共に考え、創造し、共創する場として、とても意義ある場になると考えておりますので、是非、多くの方々にご来場いただき、ソーシャルアートを通じて持続可能な社会の実現について体感していただけると幸いです。
展示作品
鯖江市内の小中学生による展示作品について
事前に発表された応募テーマにそって制作していただいた30点以上のアート作品を展示します。
応募テーマ
2050年の未来の鯖江の姿
鯖江市政70周年関連テーマ
参加学校名
鯖江市進徳小学校の皆さん
鯖江中学校の皆さん
東陽中学校の皆さん


特別展示
サスティナブルアーティスト吉田ときお作品展
海岸に打ち寄せられたシーグラスと呼ばれるガラス片や使えなくなった短い色鉛筆を再利用した作品などを展示いたします。

プロフィール
吉田ときお
1952年 福井県越前市生まれ。
色鉛筆絵描きやシーグラスをメインにサスティナブルアーティストとして活動。
地元、福井県や石川県などで個展を開催。また、ライフワークとして日韓伝統文化交流の企画プロデュースを行う。
ユネスコ世界文化遺産地区「韓国百済の都・扶餘」広報大使。読む人に元気と希望を与えると話題の著書『心がふわりと軽くなる 幸せのお地蔵さん』を2022年10月にKKロングセラーズより出版。

イベント


特別イベント
鯖江の子供たちによるライブペインティング
今回のアート展では、鯖江高校および鯖江中学の美術部の生徒による「ライブペインティング」を実施いたします。「2050年の未来の鯖江の姿」というテーマに沿って考えた絵画イメージを、当日に協力しながら完成させていきます。彼らの創造力と情熱が詰まった作品がどのように形になっていくのか、その瞬間をリアルタイムでお楽しみいただけますので、ぜひ生徒たちの制作過程を見にお越しください。未来の鯖江を描く彼らの姿を通じて、地域の未来に対する期待や夢を感じていただければ嬉しいです。
開催日時
2025年6月17日(火)13:00〜16:00
会場
鯖江市まなべの館2階 演習室1
ライブペインター
鯖江高校美術部、鯖江中学美術部の皆さん
見学費
無料
メンバーズ Social Art Japan アーティスト社員作品
画像をタップすると各アーティストの全展示作品とメッセージがご覧になれます。
アーティスト
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星先 こずえHOSHISAKI Kozue
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岡村 緋佐子OKAMURA Hisako
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坂下 奈美SAKASHITA Nami
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中野 航太郎NAKANO Kotaro
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千葉 由佳里CHIBA Yukari
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溝上 強MIZOKAMI Tsuyoshi
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未森 まりMIMORI Mari
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町屋 沾沾MACHIYA Tenten
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堤 千明TSUTSUMI Chiaki
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天色 ほとりAMAIRO Hotori
アクセス
鯖江市まなべの館
〒916-0024福井県鯖江市長泉寺町1丁目9番20号
福井鉄道「西山公園駅」から徒歩3分
JR鯖江駅よりつつじバス循環線「市役所」から徒歩3分
展覧会概要
開催期間
2025年6月17日(火)〜6月22日(日)
時間
09:00〜17:00(最終日は15:00まで)
料金
無料